甲子園とタイブレークには魔物が棲んでいる。
誰かが言ったかもしれないそんな言葉を実感するような、熱くて悔しくて、でもどこか誇らしい——そんな週末になりました。
▼まず土曜日は、新人チームで挑んだ練馬区連盟戦。
相手は昨年の都大会で敗れた“因縁の相手”。気合も気温もMAXの中、試合は序盤から旭町ペース!
▼下位打線がしっかり出塁し、上位打線が返す…という理想的な“つなぐ野球”で最大5点差をつける展開に
▼守備でもレフトが攻守に大活躍、もはや動く壁状態!
▼…ところが最終回、痛恨のエラーから流れが一変。まさかまさかの同点で、タイブレーク突入!
▼勢いづいた相手を止められず、惜しくもサヨナラ負け。
ベンチの子どもたちも悔しそうに唇をかみながら、それでも前を向く姿が印象的でした。
▼日曜日、現役チームで都大会2回戦に挑戦。
初回から攻撃のリズムは抜群!3番バッターが放ったのは、まるで夏の空を突き抜けるようなランニングホームラン!
▼徐々に点差を詰められ、決死の守備も逆転を許す展開
▼最終回9回ツーアウトから同点!!
結果、2日連続2度目のタイブレークの魔物が登場
▼延長で力尽き…
2日連続の逆転負けに、グラウンドに膝をつく選手も。
でも、この2日間で得た経験は、何よりの財産。
勝っても負けても、真剣に向き合う姿勢が、ちゃんと選手たちを成長させていました。
次はきっと、魔物に一泡吹かせてやろう。
全員野球の夏は、まだ始まったばかり!